TOWAKAI UNIVERSAL MEDICAL SERVICE
A:祖母が中国人ということや姉がイギリスで看護師として働いていることもあり、学生時代から様々な国に興味がありました。
その中でも特に日本の言葉や文化、食事について知りたいという気持ちが強くなっていた大学生のときに、EPAというプログラムに参加することによって日本で働く機会を得られることを聞き、挑戦することに決めました。私の場合は、日本について知りたかったというのが一番大きな理由ですね。
A:私はフィリピンの看護学校を卒業してすぐにEPAで日本に来ました。はじめは岡山県の福祉施設におり、そこで約3年間勉強をしてから介護福祉士の国家試験を受けて合格しました。
資格を取ると転職が選択肢のひとつになります。自分の居場所やこれからの可能性を改めて考え直した際に、タムスグループにEPAの友人が就職していること、職員同士の仲が良いというポジティブな噂を耳にしていたことが決め手となって、タムスさくらの杜 春江への入職を決めました。
A: 噂通り職員の仲が良く、皆でがんばっていこう、という空気があります。例えば、忙しそうな職員がいて私が駆け付けたとしても、他の職員全員が気にかけてくれます。
大抵は誰かが助けたならそれでいいや、とそっぽを向くことが多いと思うんですよね。
タムスさくらの杜 春江にいるのは、手伝っている人がいても声を掛けて協力し合おうという気持ちを持った職員ばかりです。そのため仕事が円滑に進みますし、スムーズに終わります。
A:利用者さんとお話したりレクリエーションで一緒に歌ったりすることが楽しいです。可愛らしい雰囲気の利用者さんに会えるという癒しもありますし、タムスさくらの杜 春江は職場でありながら家のような感じですね。
タムスグループは他施設を含め外国人職員が大勢おり、毎年恒例の食事会で定期的に交流しています。昨年のユニバーサル食事会はコロナ禍で中止となりましたが、とても楽しみにしている社内行事のひとつです。
A:最近始まったばかりの介護記録の電子化に苦戦しています。これまでは手書きだったのでなかなか慣れなくて。
外国人職員で漢字に苦手意識がある人の中には、書かなくても変換される電子の方が楽だという人もいますが、反対にひらがなで打ち込んでも変換された漢字がわからない場合もあります。
ほかにも、例えば「提供」という漢字は理解しているのに読み方を「ていきょ」と覚えていたから、ひらがなを打ち込んでも出てこない、という場合もあるので、外国人にとって介護記録の電子化は向き不向きがあるように思います。しかし、電子化することで手書きよりも時短になり、効率良く業務を遂行することができるので、徐々に慣れていけたらいいなと思っています。
A:自分の思い通りにならない時でも入居者さんを傷つけるようなことは決してあってはいけないので、まずは利用者さんに対する言葉遣いに気を付けるよう伝えます。
それから、タムスグループは自立支援ケアをしっかりと行っているため栄養士さんをはじめ食事介助に関わる職員が多く、目の前の入居者さんに集中しつつも多くの視線が注がれると緊張してしまうことがあります。緊張を打破するには経験を積むことが大切なので、ひとつひとつ覚えていけるようサポートさせていただきますね。
A:私は日本食が大好きなので、自炊もフィリピン料理よりも日本料理が多いですね。先日はレシピを見ながら鶏肉のさっぱり煮を作りました!
A:フィリピンで看護師の資格を取っていたので、日本でも取得したいです。そのためにはN1に合格しなければならないので、N1を取ることが今年の目標です。
看護師の資格を持ってタムスグループの病院でも勤務してみたいですし、姉がイギリスで看護師の仕事をしていることもあり、ゆくゆくはアメリカなどの先進国で経験を積みたいという想いもあります。
A:タムスグループのさくらの杜はユニット型がほとんどなので、従来型と比較すると入居者さんがそれほど多いわけではありません。お一人おひとりと距離を縮められることも、職員が丁寧な介護を提供できるところもいいなと思っています。
私は岡山県にいるときに介護福祉士の資格を取りましたが、タムスグループで試験合格に向けた勉強をがんばっているEPAの後輩たちを見ていると、自分の頃より問題が難しくなっているように感じます。しかし、タムスグループの勉強法は試験対策を集中的に行うものなので、国家試験に合格する目標がある人にはもってこいの環境だなあと思います。皆さんの挑戦を心から応援しています!