TOWAKAI UNIVERSAL MEDICAL SERVICE
A:毎年国家試験が近づくと、EPA職員は就業中に設けられた勉強時間に、同期が1つのクラスとなって外部講師の先生や施設長の授業を受けます。
私が所属する特別養護老人ホーム タムスさくらの杜 川口の山下施設長は、病院で看護師として働いていた方なので、様々な知識を医療と介護の両面から教えてくださいました。
試験勉強期間中は、規則正しい生活で勉強に集中できるよう、早番や遅番、夜勤を入れずにシフトを組んでくださったほか、施設全体に介護福祉士の資格取得を応援する雰囲気があり「何かあったら試験を受けられなくなるから、まっすぐ寮に早く帰るんだよ」「体調管理にも気をつけてね」と、家族のような距離感で気に掛けてくださったことが、すごく嬉しかったのを覚えています。
施設の皆さんの温かな応援を受けて、絶対に合格したいという気持ちが一層強くなり、仕事と勉強の両立を楽しいと感じられたおかげで、無事合格することができました!
A:資格を取る前と現在とで入居者様との関わり方は大きく変わらず、食事介助をはじめとする業務を、日本の正社員の方々と同じように担当しています。
ステップアップとしてユニットリーダーに推薦いただいたり、委員会や会議において業務を任される立場になったり、これまでより1人でできることを増やす努力をするようになったりという点では、責任が大きくなりました。
同時に、先輩としての役割や責任も感じており、最近では外国人職員の後輩に、在留資格更新の際に必要な源泉徴収票の見方などの通訳をしました。
自らの経験を活かして役立てることがあれば、後輩からの質問や相談には全力で応えたいと思っています。
A: タムスグループに入職して少し経った頃に、タムスさくらの杜 川口、タムスさくら病院川口、川口メディケアセンターの職員を対象とした寮(タムスガーデン川口道合)ができました。
住んでいたアパートから引越しをすることになった時、段ボールの手配などをタムスグループが対応してくださったので、本当に助かりました。
寮は賃貸と違って初期費用がかかりませんし、家賃も安いです。また、テレビ、エアコン、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機などの電化製品をはじめ、ベッド、マットレス、机、椅子が設置されています。どれも購入すると高額ですし、廃棄するとなっても粗大ごみはお金がかかるので、寮の設備に感謝しています。
綺麗な室内も、安全で安心な暮らしも、ありがたいです。
A:はい。寮に住んでいる様々な国の職員さんとも、勉強や食事を通して交流しています。
私はいろいろな国の話を聞くことが好きなので、休日は母国インドネシア以外の出身の友達と過ごすことが多いです。
タムスグループで特に仲良くしてもらっているのはフィリピン人とベトナム人の方で、仕事を離れたらアメリカ人や韓国人の友達とお出かけすることもありますよ。
A:タムスさくらの杜 川口では、私と同じインドネシア人が20人と、フィリピン人、ベトナム人、ミャンマー人が一緒に働いています。出身国が同じ職員が相手でも基本的には日本語を使って話しますが、細かなニュアンスはインドネシア語で伝えることもあります。
海外にいても母国語で会話できる機会が少しでもあると、やはりホッとしますね。
来日直後はコミュニケーションが難しいと感じることもあると思ますが、仕事を通して日本の方々と接することで言葉が身に付きますよ。
入居者様の中には英語が堪能な方もいらっしゃいますので、英語で会話することもあります!
A:介護福祉士の資格を取得することができた今、次の目標は日本で看護師として働くことです。母国では看護師をしていたので医療にも関心があります。タムスグループには医療や介護の拠点が複数あるので、いくつもの選択肢の中から理想の働き方を見つけ、実現していきたいです。